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ミョウガ(茗荷)の育て方・栽培方法|週末の家庭菜園

通常、ミョウガ(茗荷)は土の中から出てくるつぼみ(花蕾)を食べます。土の中に埋もれた茎の部分を採って食べる方法もあります。栽培しやすく、家庭菜園には最適です。

約20年間小さな畑を借りて、試行錯誤しながら家庭菜園で野菜を育てています。週末に世話をして、種まきから収穫まで、おいしいミョウガ(茗荷)の育て方を紹介します。特にサラリーマン・自営の方など週末を利用した家庭菜園でのミョウガ(茗荷)栽培の参考にしていただければ幸いです。

目次

ミョウガ(茗荷)栽培のポイント

 ・湿った半日陰が良く育つ
 ・肥料のやりすぎに注意
 ・乾燥に弱いので水をこまめにやる  

ミョウガ(茗荷)栽培のスケジュール

ミョウガ(茗荷)を育てる場所と土つくり

ミョウガ(茗荷)は、木陰や他の背の高い野菜の横など、湿った日陰(半日陰)がうまく育ちます。

苗の植え付け2週間程度前に苦土石灰と牛糞堆肥か腐葉土を土に混ぜ、鋤きこみます。やせた土地でも育つ一方、肥料過多だと茂りすぎて花蕾ができにくくなるので、注意しましょう。 

ミョウガ(茗荷)苗の定植

2月から4月初旬に苗を定植。ホームセンターにも販売していますし、栽培している人から掘り返したものをもらっても十分育ちます。

また、すでにミョウガ(茗荷)を栽培している場合は、3~5年経過すると地下茎が込み合ってきますので、このころに植え替えます。

苗は、15㎝くらい、芽が4~5個付いている程度に地下茎を切って30cm間隔、深さ10cm程度のところに植えます。  

移植前(2~3年経った込み合った地下茎)  →   移植後(約30cm間隔に)

水やりはこまめに

ミョウガ(茗荷)は乾燥を嫌うので、水やりはこまめにやりましょう。

頻繁に水をやれない方は、特に梅雨明けには、敷き藁をするか、藁がなければ腐葉土を敷いて乾燥を防ぎます。枯れた雑草を敷いても良いでしょう。 

風通し

葉が茂って、込み合ってきたら、乾燥してはいけませんが、風通しをよくするため、剪定しましょう。5~8cm間隔にするのが理想です。

収穫は8~10月

8~10月、土の中からつぼみが出たら収穫します。花が咲くと少し味が落ちるので、早い目に行いましょう。つぼみの根元をつまみ、ねじるように引っ張るとうまく採れます。

1年目は、それほど採れないかもしれませんが、2年目からは、収穫量が増えます。
3~4年ごとに植え替えるのが理想です。  

ミョウガ(茗荷)についた土落とし

採ったミョウガ(茗荷)は土がついているので、調理する際には、水に数分間付けて、ゆすいでください。それを何度か繰り返すときれいに土が取れます。

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