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小玉スイカの育て方・栽培方法|週末の家庭菜園

小玉スイカは、大玉スイカに比べて作りやすく、家庭菜園でも十分栽培でき、高温と乾燥を好みます。挑戦してみてはいかがでしょうか。

約20年間小さな畑を借りて、試行錯誤しながら家庭菜園で野菜を育てています。週末に世話をして、種まきから収穫まで、おいしいブロッコリの育て方を紹介します。特にサラリーマン・自営の方など週末を利用した家庭菜園でのブロッコリ栽培の参考にしていただければ幸いです。

目次

小玉スイカ栽培のポイント

 ・定植は5月連休後
 ・人工授粉は、午前9時頃までに 
 ・収穫適期の見極めが難しい

小玉スイカ栽培のスケジュール

ポットへの種まきと発芽

3~4月、ポットに3~4粒まきます。発芽しにくいので、なるべくたくさんまきます。

1か月くらいで発芽します。

畝つくりは日当たりと水はけのよい場所で

日当たりと水はけのよい場所に畝を作ります。
植付け1~2週間前までに、70cm×1.5m(約1㎡)あたりに約3kg(約8ℓ)の牛糞堆肥、苦土石灰を150g、有機配合飼料50gを施し、よくかき混ぜます。

植付けは5月の連休後

本葉が4~5枚のころに畝に植え付けます。畝には黒マルチの上に、風でツルが左右に動かないようにするため藁を敷き、その上に網を被せます。黒マルチの上に簾を敷いてもOKです。5月の連休が終わり、暖かくなったころが最適です。

小玉スイカは育苗に手間がかかるので苗を購入して植え付けた方が簡単です。本葉が4~5枚で茎が太く、筋間がつまったがっちりした苗を選びましょう。カボチャなどに接ぎ木した苗は割高ですが連絡障害がなく、よく育ちます。

整枝と人工授粉

親ヅルは、本葉6枚のころに摘心して、子ヅルを4本伸ばし、孫ヅルは、茂りすぎれば摘心します。子ヅルの7~8節くらいから雌花がつきます。15節以降につく雌花を着果させ、4本の子ヅルそれぞれに1果、計4果を着果させるのが理想です。

子ヅル4本仕立て

ただ、家庭菜園ではそこまで管理するのは大変です。伸びたツルは放任しておいても、ある程度は実が採れるので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

また、蜂が多く飛んでいれば自然に受粉しますが、人工授粉の方が確実です。花が開いている午後9時頃までに済ませます。

その際、別の株の雄花を取って丁寧に授粉します。同じ株の雄花からの受粉は実がなってもあまり大きくなりません。

追肥は根の伸びる先に

果実がついたころ、マルチの端を少しめくって、化成肥料を一握り(50㏄)まいて、土になじませます。実を大きくするために追肥は大事です。根が浅く広く張っているので、根の伸びる先に与えようにします。

収穫時期の見極めは難しい

開花した後、35~40日くらいが収穫の目安です。ただしスイカの種類によって異なりますので、種袋の記載を参考にしてください。

巻きひげが枯れて、果皮の表面がざらざらし、少しべとついて、尻がくぼんだ頃が収穫の適期ですが、見極めが難しいので、授粉時に日付ラベルを付けて管理することをお勧めします。

スイカは追熟しないので、適期を見極めなければなりません。巻きひげの先が枯れた程度だと、まだ赤身部分が少ないので巻きひげ全体が枯れるころまで待ちましょう。

巻きひげの先が枯れた状態                巻きひげ全体が枯れた状態

追熟しないというのは、収穫後はそれ以上、甘くならないということであって、夏の常温で放置しますと中身が発酵して割れてしまいます。冷蔵庫で保存しましょう。

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