サニーレタス栽培のポイントは、①酸性土の防止、②連作厳禁、③マルチングです。
約20年間小さな畑を借りて、試行錯誤しながら家庭菜園で野菜を育てています。週末に世話をして種まきから収穫まで、おいしいうサニーレタスの育て方を紹介します。特にサラリーマン・自営の方など週末を利用した家庭菜園でのサニーレタス栽培の参考にしていただければ幸いです。
サニーレタス栽培のポイント
①酸性土の防止
サニーレタスは、酸性の土を嫌います。
土つくりの際には、苦土石灰などをまき、中和させましょう。
②連作しない
サニーレタスは連作を嫌うので、同じ土地での栽培は、2~3年あけましょう。
③マルチング
マルチングは、保温と雨の日の土のはね返りからの病気予防の効果があり、お勧めです。
栽培のスケジュール
育てやすい
サニーレタスは、玉レタスにくらべて生育期間も短く育てやすいので、家庭菜園の初心者にお勧めの野菜です。畑に地植えするほか、日が半日以上あたる庭やベランダならプランターでも十分育ちます。
種まきから発芽まで
3月から4月、または9月から10月にポットに4~5粒ずつ種をまきます。
種まきの前日に一晩水につけておくと発芽しやすくなります。
発芽の適温は10~20℃です。1週間くらいで発芽します。
土つくり
植替え1週間前には土つくりを済ませます。幅70cm×長さ1.5m(約1㎡)の畝に牛糞堆肥2ℓ、配合肥料200㏄を施し、酸性の土を嫌うので苦土石灰150㏄を全面にまき、良く耕します。
30cm間隔に穴の開いたビニールマルチを敷きます。
また、サニーレタスは連作障害を起こすため、2~3年あけましょう。
苗は浅めに植え付け
本葉が4~5枚のとき、1本ずつ根を傷めないように外して、マルチの穴に根元が土に埋まるようにしっかり押さえて水をたっぷりやります。サニーレタスの苗は、根が短いので、深めに植えてしまいがちですが、深く植えすると病気が出やすくなるので、浅めに植えます。
寒冷紗をかけると、柔らかい葉に育ち、また防虫にもなります。
収穫
20cmくらいに葉が茂ったら、必要な分だけ外の葉から切りはがすか、株元からナイフで切り取って収穫します。